「安心しろ。俺はいつも側にいる」
「安心しろ。俺はいつも側にいる」
のちに「セラフィム(熾天使)」の語源ともなった、武運を司る天使。
ミカエルが本当に実現したいことを理解しており、その執行者としての役割を担っている。また、神の絶対意思を貫きながらも、守るべき者がいれば必ず救い出すという信念の持ち主でもある。
そういう意味では、正しいことと、やるべきことのバランスが取れている天使と言えるだろう。
また、武術にも長け、レミエルを弟子として育てている。
しかし、 洒落者でよく軽口を叩いているため少し貫禄に欠けるようだ。ところが、どんな状況でも必ず打破してしまう、たとえるなら
「冷蔵庫にある材料で何でも作れる」
頼もしい存在であるのは間違いない。
とくにピンチの状況では、異様なまでのパワーを発揮する。ふだんあまりソリが合わないゾフィエルも、その点では彼の実力を認めている。
ちなみに頭の鷹は別人格を持っているようだが、話をしているところは誰も見たことがない。
レミエルは、それが気になって仕方がないようだ。