月の支配者にして、死を司る天使。


彼は、いつも魔法のステッキを持ち歩いている。

ステッキは、月の満ち欠けにより巨大な鎌のように光刃を発生させ、それを使って神の意に反するものを斬りつけ、強制的に堕天させる。


見方によっては理不尽とも言えるその行動故に、「死者の魂を狩ることもできるのでは?」と言われているが、真偽のほどは定かではない。


その能力やいかめしい雰囲気とは裏腹に、これまでに堕天させてきた仲間を思い、血の涙を流すこともあるという。

ザラキエルは、月の持つ非常に強い霊力から魔力を得ており、のちに地上界に多くの〝魔天使〟を送り出す「魔力の天使」としての一面も持つ。


地上界では満月の時、『大浄化』という技を使い、迷える大量の魂を正しく天へ導き浄化することができる。

「月が堕天を喚んでいる」